最近、納得した言葉。
『減量の成功』とは『減量させた体重を維持する』こと。
ダイエットって食べる量を減らして、活動量を増やせば
確実に体重は減りますが
『リバウンド』します。
・・・
頑張って食事制限を続けていても
しばらくすると、体重って最初ほど減らなくなる時期がきます。
・・・
このような経験は、ありませんか?
今回の内容は
脂肪のこととか、エネルギー収支のこととか
人間のカラダの機能について学んで
「なるほど!」と思った情報です。
運動とか、健康とかそういう勉強ばかりしていると
だんだん「こりゃ、人間だから仕方ない」と諦める(考え方が変わる?)
ことが、実は、増えてきます(笑)。
『ダイエット』ってまさにそうだと思う。
みんな痩せたい。私も痩せたい。
でも意外と・・・
太っていない人ほど「痩せたい」という。
そして
病気になるから痩せなきゃいけない人も沢山いて、
それに気付いている人・・・こそ
よっぽどの理由(本当に病気になるか、健康診断で現実を目の当たりにする)がない限り
ダイエットに取り組もうとしない。
このような、主観的なことも
れっきとした理論があることを知った。
今回は減量について学んだ(結果的に、気付いた)
私なりの見解をまとめてみたいと思います。
【 内容 】
- 人間、そんなに我慢強くない
- 食べないことで起こる、カラダのシステム
- 人間は”適応”するから、生きていける
- まとめ
【1. 人間、そんなに我慢強くない 】
冒頭で書いた『減量とは、体重を維持すること』
わかるようで、わからない・・。
ダイエットの原理を教えてくれた先生は言うのです。
「あのね、減量している人って、
食べなければ痩せ続けられるって思っているんですよ」
え?そうなんだ。
え?そうじゃないの??
・・・そう思ってた。違うの?
「だから”こんなに食事を制限しているのに痩せない”って思うんです。
でも、実際、体重はいくらか落ちている。
食事って、そんなに
我慢し続けられないんです。
やっぱり、
”好きなもの食べたい”。みんなそう思っている。
ダイエットするときのポイント
『痩せたい』とか『できれば何キロ』とか
漠然なものではなく
達成できそうな「目の前の目標」を「数字」で出すことが大事。
つまり
まず
「1kg減量」でいいんです。
本当は3kg落としたいと思っていても
まず1kg落としたら、次の目標は、その体重を1ヶ月間
『維持』すること。
維持ができたら、また次の目標を
「1kg減量」にする。
それができたら・・・
減量をスタートした時から考えると
「−2kg減量」となる。
これなら、できそうではありませんか?
【2. 食べないことで起こる、カラダのシステム 】
エネルギーの収支のバランスを聞いて、さらに納得。
「体重の重い人のほうが、痩せる(体重が落ちる)比率が高い」
これは、自分の重たい身体を動かす人のほうが
使うエネルギーが増えるからです。
食べないと、痩せます。これが
食事制限。
動けば、痩せます。これが
運動によるエネルギー消費。
「食べる>動く」だと太るし「食べる<動く」だと痩せる。
でも、もう一つ理屈を加えると
動く人の
体重が重いほうが、
体重が軽い人よりも
たくさん
エネルギーを使う。
お相撲さんが動くのと、モデルさんが動くのでは消費するカロリーが
全く違う、ということです。
ダイエットに成功し始めて
体重が軽くなると
同じ量の運動では、
体重が落ちなくなります。
つまり、痩せると省エネで人は動けるようになる。
だから体重が落ちると
「停滞期」がある。
でも確実にカラダが軽くなるのでもっと動けるようになります。
ほんの少し、運動を足してみましょう。
ここで「
注意」。最初を思い出してください。
さっきの1.の原理で”ほんの少しずつ”です。
運動をもっと増やせば・・・疲れます。嫌になります。
人間は、そんなに我慢強くない。
【3. 人間は”適応”するから、生きていける 】
ただし、
『減量すると決めたら、2〜3週間以内にまず落とす』
??そんなに早く体重落とすと、リバウンドしない?
これも、身体の機能が関係します。
『1ヶ月も経つと、身体がそれに慣れてしまうから、痩せにくくなる』
これは、人間は”環境に適応する能力がある”ってことなんです。
食事制限すると、最初のうちは食べなければ体重は落ちる。
「食べる<動く」の収支バランスが成立します。
が、だんだん「こいつは食べないから、ヤバイ」と
あなたの
カラダは意思と関係なく、判断し始める。
身体が”今までと違う環境”に違和感を覚えるようで
特に脂肪細胞は”生命の危機”と判断し
「脂肪を貯めておかなきゃヤバイ」って働くみたいなんですね・・・
あなたのカラダは、危機的環境から
まず
あなたを守ろうとする。
カラダは「ダイエット中」なんて、関係ないですから
(勝手に、本人が思っているだけなので)
飢餓状態からこの人を守ろう
と新たに快適な環境を作ろうとするだけです。
これが
『適応』です。
逆に言えば
こういう機能が備わっているから、人間って様々なストレス社会の中でも
生きていけるんだと思います。
『頭で考えて、行動すること』と『カラダで起こること』は
同じではない、と考えましょう。
だから、ちょっとした理屈を知って
『カラダで起こること』に
自分の頭(考え方)を合わせて、
その
考え方に基づいて行動すると、
少し
気持ちが楽になるんじゃないかと思います。
【4. まとめ 】
『減量の成功』とは
減らした体重の目標値を
維持する事だと
思いました。
1キロでも2キロでも沢山減らせた事が成功ではなく、減らした体重を、6ヶ月間維持したい。
この恩恵は、体重を減らせた事実のみならず
「自信」も付随します。
今回は多種多様な専門家のお話を聞いた中で感じたことです。
毎日毎日違う先生が違う方向から、最終的に一つのテーマに向けて
繋がるようにお話をしてくださったおかげで
私の頭は、今までの疑問がスッキリ整理されました。
ここで、まとめてみる作業も、そうですね。
自分の思考の整理につながります。
私は、今回でダイエットに対して考え方が変わりました。
もう一つ言うと、
1kg、体重落とすには約7.000kcal減らさねばなりません。
1週間で落とすなら7,000÷7=1,000kcal(1日に減らすカロリー)
2週間で落とすなら7,000÷14=500kcal(〃)
3週間なら7,000÷21=333kcal(〃)
計算上このくらい1日カロリーを減らすことで1kgの減量が可能です。
あなたなら、どうしますか?
もう少し、欲張りたいですか?
でも、「1kg減量」からでもすごくないですか?
1kgの脂肪の塊って・・・
コレ。
無理なく減量できて、なおかつ「継続」できると思える方法ならば
リバウンドは確実に防止できます。
このアイデアはいがかでしょうか?
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