試合帯同レポート#2:試合間のサポート

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今回は3月22日~23日の高校バスケットボール大会の試合サポートをしました。今回の大会期間中は足関節捻挫が一件ありました。その他、気になるところがある選手が相談に来てくれたので対応の様子を記録します。

<内容>

●足関節捻挫の対応

●基本動作のエラーの指摘と改善ドリル指導

●足関節捻挫のリコンディショニング

●足関節捻挫の対応

 試合開始後、早々に軽く捻挫したとの報告がありました。幸い関節可動域も、圧痛も筋力も問題なし。テープを巻くほどではなさそうだったのでバンテージタイプの足部サポーターで対応し、試合中の痛みはないとのこと、動きも悪くなかったのでそのまま競技を続行させ、宿舎でも固定と圧迫をするように伝えました。

 しかしながら次の日、痛みがあるというのでみてみると・・・通常捻挫で損傷する部位ではなく、扁平足による外脛骨(内側アーチのところに出っ張ってくる骨)が腫れている。昨日の試合後、移動などで負担がかかってしまったらしい。反対足のアーチの低下が強いのは確認していたので、こちらは油断してしまいました。テーピングでサポートすると試合は問題なくプレーできたようですが、いずれにせよ今後の対策として扁平足障害予防のリコンディショニング指導などをしておきました

●基本動作のエラーの指摘と改善ドリル指導

 「走る」「シュートする」などプレーに関わる基本動作のエラーがどうしても気になる選手がいたので、余計なお世話と思いつつ声をかけました。いわゆるKnee-in Toe-out(膝が内側に入り、つま先が外へ開く)です。走り方をみても明らかにエネルギーロスが見えるし、シュートの時にカクンと内側に膝が落ちるため地面反力を利用してボールに力を加えられない。本人は無意識で、練習は頑張っているのに結果に繋がらないと感じているケースはよくあります(そのうち体が変わればできるようになる場合もありますが)。下腿(ふくらはぎ)でどうにかこなそうとするので攣りやすいという傾向としてあります。そんな話をすると、何か気づいたのか興味を持ってくれたのでドリルを3つだけ提供しました。

 普段関われないチーム、選手にとっては「余計なこと」。教えたことを、やるかやらないかは最終的に本人に任せた上で、単に「私が見るに見かねた」という自己満足で指導してしまったケースでした。

●足関節捻挫のリコンディショニング

 前述した選手とは別に、前回の大会で試合中に捻挫でリタイアした選手。復帰して痛みもないとプレーしていたのですが、最後の試合の前に相談に来ました。足関節の内側に痛みが出る、着地や踏ん張ったりする時に、ということでした。前回損傷した靭帯の圧痛はなく、筋力も特に問題なし。痛みの誘発動作(屈伸)をさせると原因が出てきました、足関節の可動域不足(背屈制限)です。これも足捻挫の回復段階で気をつけておかなければならないケースだよ、と指摘し徹底してふくらはぎのストレッチングの指導と今までこの選手の身体的な特徴から股関節の問題も見つけたので併せて指導をしました。

 試合中「いい感じです(問題ない)」と返してくれたので対応は適切だったことは確認できました。

まとめ

 試合後に監督さんへ対応した内容を報告した時「なんで(シュート打つ時)つま先を開くのかな、真っ直ぐにするだけなのに」というコメントを聞き、そこでやっぱりそうか、と確認できました。バスケットボールという競技はバレーボールと違って、基本ボールを自分で支配できるので「走る、しゃがむ、跳ぶ」という基本動作がパフォーマンスに直接的に作用する競技だなあと感じました。バスケットは素人なので”選手の動き”しか見ていなくて、逆に先入観なくシンプルに観察できるのかもしれません。

 身体の構造的に正しく動かせているか、そこを邪魔している要素は可能な限り取り除ければ、きっとパフォーマンスも少し変わるんじゃないかなと思いました。これは競技変わらずそうだと信じています。

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この記事を書いた人

現場での活動を通して、スポーツについて思うこと、選手と指導者、チームとの関わり方、目標とする大会へ向けての準備(コンディショニング)について書いています。バレーボーラーの日頃の活動の+αに繋がれば幸いです。

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