今回は高校生のチーム指導のことです。新人戦も終わり、一旦大きな大会が終わったのでトレーニングプログラムも切り替え、以前から提案していたウエイトトレーニングの導入をこのタイミングで開始することにしました。これまでは自重負荷でのトレーニングを正しいフォームで行うことを徹底してきました。トレーニングを開始した頃は動作コントロールがままならなかったのですが、だいぶ使い方が上手になってきたので筋力強化に踏み切りました。
<メニュー>
・スクワット
・デッドリフト
・ダンベルベンチプレス
・ゴブレットスクワット(四股スクワット)
・サイドランジ
●ウエイトトレーニングの目的
目的は筋力強化です。正しいフォーム(その人にとって適切な)で行うと関節を適切な方向で動くので筋肉の走行に沿った形で負荷をかけることができます。自重トレーニング(動きのトレーニング)よりも動きは単純で簡単だと思います。このように、筋に負荷をかけて筋力を高めることが目的なので、基本のドリルを基本のフォームで教えました。
●記録の管理
今回はスマホのアプリ「パワーカレンダー」を利用しています。各自入力なので、こちらで管理することはできませんが、実績が即時グラフで掲示されるのでモチベーションに繋がりそうです。ドリルの名前と動作がなかなか繋がらない様子でしたが、継続しながら身につけていって欲しいです。
●実施の工夫
今年はトレーニング係を2名作ってもらったので、トレーニング関係は彼女たちにお願いしていますが、ウエイトフォームのチェックポイントをリストにして、動きを確認できるように資料を作りました。動きをテキストに起こすと、これはこれでまた難しいのでYouTube動画を合わせて送っています。これで全てが整うとは思いませんが、自分たちである程度管理できるようになる工夫は必要だと思います。
久々に高校生にウエイトの指導をしました。やはりフロアで徹底して動きのトレーニングはやっていただけあって、導入は非常にスムーズでした。デッドリフトは少し技術が必要ですが、あとは重さを少しづつ増やしながら雑にならずにやってくれることを願い、時々動きのチェックをしながら継続して効果を見ていきたいと思います。